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すでに生産完している、当時のUSA製フラグシップモデルです。こちらはオレゴン州で職人のハンドメイドで製作されていたモデルです。シトカスプルース、ローズサイドバックの総単板で、現行のブリードラブですとプレミアシリーズでしか製造されていない構成で、現行モデルの同スペックで現在『792,000円』となっております。USA製モデルでもマホガニーやマートルウッドのモデルは今でも30万円程ですが、規制が厳しくなりローズウッドのモデルの価格が跳ね上がり、最上位モデルでしか使用されなくなったようです。当時の国内価格で30万円前後、現在の為替レートですと40～50万円近くになるモデルで、トップも非常にキメの細かい虎の出た高級なスプルースが使用されております。ドレッドより一回り小さく、独自のカッタウェイシェイプのおかげでサイズ以上に弾きやすく感じるギターです。ブリッジもオリジナルのブリッジピンを使わないタイプを採用しており、ボディにダイレクトに弦の振動を伝えられるそうです。最大の特徴はブリードラブブリッジ・トラスという、ブリッジ下からボディ下部に掛けて柱のようなトラスを入れ、トラスロッドと同様に締めたり緩めたりが可能な機構が内臓されております。これにより、万が一トップやバック材が膨らみそうになった場合でも、ロッドを閉めることで木材の湾曲を防ぐ事が可能です。ナット幅44.5mmスケール　25.5インチフィンガースタイルからの人気が高いブリードラブですが、私はストロークメインのギターとして、テイラーやマーチンと散々比較してこちらを購入しました。フィンガー向けということで確かに音は鳴らしやすいのですが、それ以上に強くストロークした際の音のまとまりが素晴らしく、無駄な中低音の濁りが一切なく、レコーディングでエンジニアの方からもとても評判の良いギターでした。フルオーダーしたアコギが完成間近の為、こちらは売却致します。オーダーしたギターはほぼこちらのブリードラブと同じ仕様にしてもらったので、弾かなくなるだろう、というのが売却理由になります。音も状態も素晴らしいので、大切に弾いて頂ける方にお渡しできれば幸いです。付属品はハードケース、トラスロッドレンチになります。ヘッドに一箇所小さなキズがありますが、その他美品です。